2025.11.21

龍神さまと白蛇に守られた地/蛇窪神社へお礼参りへ

龍神さまと白蛇に守られた地/蛇窪神社へお礼参りへ

今日は、蛇窪神社(上神明天祖神社)へお礼参りに行ってきました。
静かな住宅街のなかにあるのに、鳥居をくぐった瞬間だけ空気が変わるような——
時間がすっとゆるむ、不思議で澄んだ場所でした。

蛇窪神社の始まりは、元亨2年(1322年)の大旱魃。
厳正寺二世・法密上人が古池のほとりの龍神社で断食祈願を行うと、
空が急に暗くなり、“沛然”と呼ばれる大雨が降って村を救ったと伝わります。
その奇跡に心を動かされた家臣たちが、この地に神社を勧請したのが起こりだといいます。

そして蛇窪神社には、もうひとつ大切な物語があります。
かつてこの地に住んでいた白蛇が、移り住んだ池から
「元の場所に戻りたい」と夢枕に立ったという逸話。
その願いに応えるように池が整えられ、弁財天が祀られ、白蛇の社がつくられた夜には、
雷と大風が起きたという伝承まで残っています。
龍・白蛇・稲荷——三つの守りが重なるように存在しているのが、この神社の大きな魅力です。

龍舞茶を飲んでくださっている皆さまへ

今回の参拝は、
「願いごとを叶えてほしい」という気持ちよりも、
ただシンプルに
“龍舞茶を飲んでくださっている方の、日々の流れが良くなりますように”
という思いからでした。

龍神が雨を呼び、白蛇が場所に宿り、
土地の人に大切に守られてきた蛇窪の物語を知ると、
この地に流れる“見えないけれど優しい力”を少し感じます。

龍舞茶にも「龍」の名がついていますが、
奥出雲の山々と湧水の恵みから生まれたお茶だからこそ、
“良い巡り”や“流れ”とつながりやすいのかもしれません。

飲んでくださっている皆さまの毎日が、
健やかで、軽やかで、少しずつ良い方向へ向かっていきますように。
そしてまだ出会っていない方にも、いつか良いご縁がありますように。

そんな気持ちを込めて、手を合わせてきました。

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